授業前の素読

ダンデリオンでは授業前に古典漢籍などの素読を行っています。
名文の音読をすることで脳を活性化させ、授業前に心と体の姿勢を整えること。
小学校低学年から中3までが読むので、なるべくくだけた訳やたとえ話を入れて、多少なりともその文章が展開するイメージを持ってもらうこと。
道徳的なことに関する独断偏見もまじえて、子どもたちにもこれから様々に考えてもらうこと。
などを目的としています。

でもほんとうは、古典の名文って、
声に出して読むとなんとなくかっこいいリズムに乗れて、心地よいのです。
「名文」といわれるものは「名曲」でもあると思います。

そうした言葉の音楽に、なるべくたくさん触れてほしいな、と考えています。

【これまでに読んだもの(クリックしてください)】

「ふかくこの生を愛すべし」学規(秋艸道人 會津八一)

「山高きがゆえに貴とからず」實語教①

「千両の金を積むといえども」實語教②

「重きを以て任をなすもの」吉田松陰

「自己を運びて万法を修証するを迷いとす」現成公按(道元禅師)

「天地は日月の魂魄なり」神道大意(吉田兼倶)

「学びて時に之を習う」論語1

「巧言令色、すくなきかな仁」論語2

「君子重からざれば威あらず」論語3

「礼の用は和を貴しと為す」論語4

会津藩「什の掟」

「北辰其の所に居て衆星の之に共うが如し」論語5

「吾十有五にして學に志し…」論語6

「其(そ)の安(やす)んずる所(ところ)を察(さっ)すれば、人(ひと)焉(いずく)んぞ廋(かく)さんや」論語7

「故きを温めて新しきを知る」「学びて思わざれば…」論語8

「独行道」宮本武蔵

「人は皆有用の用を知るも、無用の用を知ることなきなり」荘子1

「君子は周して比せず。小人は比して周せず。…」論語9

「義を見てせざるは勇無きなり」論語10

「朝に道を聞かば夕に死すとも可なり」論語11

「不賢を見ては内に自ら省るなり」論語12

「文質彬彬にして然る後に君子なり」論語13

「知者は楽しみ、仁者は寿し」論語14

「仁者は己立たんと欲して人を立て、己達せんと欲して人を達す」論語15

「一隅を挙ぐるに、三隅を以て反らざれば、則ち復らざるなり」論語16

「必ずや事に臨みて懼れ、謀を好みて成さん者なり」論語17

「疎食を食い水を飲み肱を曲げてこれを枕とす。楽亦其の中に在り」論語18

「リバティーモラルとは我が精神心思の絶えて他物の束縛を受けず、完然発達して余力なきを得るをいふ」中江兆民1

「君子は坦らかに蕩蕩たり」論語19

「恭にして礼無ければ則ち労す」論語20

「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」福沢諭吉1

「天地間の事物を規則の内に籠絡すれども、自ら活動を逞うし」福沢諭吉2

「An die Freude (歓喜に寄す)」Friedrich Schiller(フリードリヒ シラー)

「山を為るが如し。未だ成らざること一簣なるも、止むは吾が止むなり」論語21

「三軍も帥を奪うべし。匹夫も志を奪う可からず」論語22

「与に立つべきも、未だ与に権るべからず」論語23

「達なる者は、質直にして義を好み、言を察して色を観、慮りて以て人に下る」論語24

「兵法の目付けと云事」宮本武蔵『五輪書』1

「まぶるると云事」宮本武蔵『五輪書』2

「上手のする事は緩々(ゆるゆる)と見へて、間のぬけざる所也」宮本武蔵『五輪書』3

「己に克ちて礼を復むを仁と為す」論語25

「君子は憂えず懼れず」論語26

「徳を崇くし惑を辨えんこと」論語27

「事を先にして得るを後にするは、徳を崇くするに非ずや」論語28

「君子は和して同ぜず。小人は同じて和せず」論語29

「君子は事え易くして、説ばしめ難し」論語30

「剛毅木訥は仁」論語31

「仁者は必ず勇有り」論語32

「利を見ては義を思い、危を見ては命を授け、久要に平生の言を忘れざるは、亦以て成人と為すべしと」論語33

「知るを以て人とす」世阿弥『花伝書』

「道の道とすべきは」老子道徳経上編1

「天下みな美を知りて之を美と為すも」老子道徳経上編2

「賢を尚ばざれば」老子道徳経上編3

「道は沖しきも」老子道徳経上編4

「天地は仁ならず」老子道徳経上編5

「谷神は死せず」老子道徳経上編6

「天長地久」老子道徳経上編7

「上善は水の如し」老子道徳経上編8

「功遂げて身退くは天の道なり」老子道徳経上編9

「営(まど)える魄(はく)を載(やす)んじ」老子道徳経上編10

「有の以て利を為すは、無の以て用を為せばなり」老子道徳経上編11

「彼を去てて此れを取る」老子道徳経12

「之を視れども見えず」老子道徳経14

「古の善く道を為す者は」老子道徳経15

「心の持やうは」宮本武蔵『五輪書』4

「虚を致すこと極まり」老子道徳経16

「大上は下これあるを知るのみ」老子道徳経17

「大道廃れて、仁義有り」老子道徳経18

「企つ者は立たず」老子道徳経22

「将に天下を取らんと欲して」老子道徳経29

「道を以て人主を佐(たす)くる者は」老子道徳経30

「道は常にして名無し」老子道徳経32

「足るを知る者は富む」老子道徳経33

「大道は汎として」老子道徳経34

「大象を執れば」老子道徳経35

「天は一を得て以て清し」老子道徳経39

「上士は道を聞けば」老子道徳経40

「反る者は道の動なり」老子道徳経41

「聖人は常に心無く」老子道徳経49

「天下に始め有り」老子道徳経52

「含徳の厚きは」老子道徳経55

「知る者は言わず」老子道徳経56

「無事を以て天下を取る」老子道徳経57

「その政悶々たれば」老子道徳経58

「人を治め天に事うるは」老子道徳経59

「大国を治るは」老子道徳経60

「道なる者は万物の奥なり」老子道徳経61

「無為を為し」老子道徳経63

「千里の道も足下より始む」老子道徳経64

「常に稽式を知る、是を玄徳と謂う」老子道徳経65

「江海の能く百谷の王たる」a>老子道徳経66

「我に三宝有り」老子道徳経67

「善く士たるものは武ならず」老子道徳経68

「哀しむ者勝つ」老子道徳経69

「褐を被て玉を懐く」老子道徳経70

「知りて知らずとするは上なり」老子道徳経71

「格物致知」(大学)

「天網恢恢、疎にして失せず」老子道徳経73

「人の生まるるや柔弱」老子道徳経76

「仁を好みて学を好まざれば」論語34陽貨第17-8

「初春の例月にして氣淑く風和して」万葉集巻第五

「天は大公にして無私なるものなり」中江兆民2「天の説」より

「人の悟りを得る、月の水に宿るが如し」道元2正法眼蔵第一現成公案

「翼は垂天の雲の若し」荘子1 逍遥遊篇第一

「八千歳を春と為し、八千歳を秋とす」荘子2 逍遥遊篇第一

「無窮に遊ぶ者は何をか待たんや」荘子3 逍遥遊篇第一

「窅然として其の天下を喪れたり」荘子4 逍遥遊篇第一

「物に然らざるなく、可ならざるなし」荘子5 逍遥遊篇第一

「学びて時に之を習う。亦説ばしからずや」論語1(改) 学而第一

「知は其の知らざる所に止まれば、至れり。」荘子6 逍遥遊篇第一

「胡蝶の夢」荘子7 逍遥遊篇第一

「身体髪膚これを父母に受く」孝経、礼記

「吾が生や涯あり」荘子8 養生主篇第三

「火伝う」荘子9 養生主篇第三

「天の子」荘子10 人間世篇第四

「万物の化なり」荘子11 人間世篇第四

「同徳・天放」荘子12 馬蹄篇第九

「命に従うは、徳の至りなり」荘子13 人間世篇第四

「其の高さ山に臨み」荘子14 人間世篇第四

「彼の保とする所は衆と異なり」荘子15 人間世篇第四

「物化を命として其の宗を守るなり」荘子16 徳充符篇第五

「流水に鑑(かがみ)すること莫(な)くして、止水に鑑(かがみ)す」荘子17 徳充符篇第五

「天地を官し万物を府(おさ)め」荘子18 徳充符篇第五

「悪(みにく)きを以て天下を駭(おどろ)かす」荘子19 徳充符篇第五

「才全くして徳の形(あら)われざる者」荘子20 徳充符篇第五

「徳なる者は成和の修なり」荘子21 徳充符篇第五

「天の為す所を知り」荘子22 大宗師篇第六

「知の能く道に登仮するや」荘子23 大宗師篇第六

「生を説(よろこ)ぶことを知らず、死を悪(にく)むことを知らず」荘子24 大宗師篇第六

「天に登り霧に遊び、無極に撓挑(じょうちょう)し」荘子26 大宗師篇第六

「造物者と人(にん)と為りて、天地の一気に遊ぶ」荘子27 大宗師篇第六

「天の君子は人の小人なりと」荘子28 大宗師篇第六

「無何有の郷に遊び」荘子29 応帝王篇第七

「至人の心は鏡の若し」荘子30 応帝王篇第七

「渾沌七竅に死す」荘子31 応帝王篇第七

「至正なる者は、其の性命の情を失わず」荘子32 駢拇篇第七

「天下に常然あり」荘子33 駢拇篇第七

「大盗の為に積みし者」荘子34 胠篋篇第十

「人の心を攖(しば)るなかれ」荘子35 胠篋篇第十

「無を観る者は天地の友なり」荘子36 在宥篇第十一

「君は徳に原(もとづ)きて天に成る」荘子37 天地篇第十二

「道を以て言を観れば」荘子38 天地篇第十二

「洋々乎(こ)として大なるかな」荘子39 天地篇第十二

「万物は一府、死生は同状たり」荘子40 天地篇第十二

「王徳の人」荘子41 天地篇第十二

「其の愚を知る者は大愚に非(あら)ざるなり」荘子42 天地篇第十二

「天地の鑒(かがみ)なり、万物の鏡なり」荘子43 天道篇第十三

「天と和する者を天楽と謂う」荘子44 天道篇第十三

「天楽は聖人の心、以て天下を畜う」荘子45 天道篇第十三

「太平、治の至りなり」荘子46 天道篇第十三

「言を以て伝うべからざるなり」荘子47 天道篇第十三

「采真の遊」荘子48 天道篇第十三

「類は自ずから雌雄を為す」荘子49 天道篇第十三

「能く純素を体する、これを真人と謂う」荘子50 刻意篇第十五

「楽しみの全きこと志得たりと謂う」荘子51 繕性篇第十六

「秋水時に至り、百川は河に灌ぐ」荘子52 秋水篇第十七

「形を天地に比(よ)せて気を陰陽に受くる」荘子53 秋水篇第十七

「憤の一字」言志四録1 

「我れ既に天の物なれば」言志四録2

「精神を収斂して、諸を背に棲ましむべし」言志四録3

「常に志気をして剣の如くにして」言志四録4

「心の邪正、気の強弱は」言志四録5

「真に大志有る者は」言志四録6

「志有るの士は利刃の如し」言志四録7

「一時一事も亦皆亢龍有り」言志四録8

「才は猶剣の如し」言志四録9

「石山の奥、岩間のうしろに山有」幻住庵記1

「予又市中を去ること十年計にして」幻住庵記2

「さすがに春の名残も遠からず」幻住庵記3

「中にも三上山は士峰の俤にもかよひて」幻住庵記4

「たまたま心まめなる時は」幻住庵記5

「すべて山居といひ旅寝と云」幻住庵記6

「かくいへばとて、ひたぶるに閑寂を好み」幻住庵記7

「一身軽舟と為る」唐詩選1

「中は天下の正道にして、庸は天下の定理なり」中庸1

「学を好むは知に近く」中庸2

「彼を知り、己を知れば、百戦して殆うからず」孫子1