「9期FlyingSeedsへ―『自走力』で羽ばたけ!」
2026年(令和8年)度の公立高校入試が終わり、9期生は無事、全員合格しました。
それぞれが希望通りの結果を出せたことはもちろん喜ばしいですが、何よりも「自走力」を鍛え上げられたことが、最大の収穫です。「学修量日本一」を標榜しておりますが、実際学校でも他の塾様でもダンデリオンに匹敵する学習時間を体験させることは、講師配置や時間割、そして学費の関係からも不可能です。無双の学修量をこなした生徒はもちろん、そこまでではなかった生徒でも全員が、「自分史上最大」の努力量を消化しました。
今後どんな壁にぶつかって、どれほどその分野についての勉強をしなければならなくなっても、「量」についての恐怖は生じません。むしろ、壁が高ければ高いほど、嬉々としてそれにチャレンジすることの楽しさ、歓びを知ったのだから、結果よりも、学びを深めようとするいわば「神遊び」に没入するメンタルを輝かせるわけです。こうした真の「自走力」エンジンを、今後も稼働させていってください。塾のことも私のことも忘れて、人生を自分で生きろ!
ところで、「“先生”といわれるほどのバカ」が減っています。2025年度文部科学省の調査で、全国の公立小中高、特別支援学校が計4317人配置できなかったと。事態を重く見た各自治体や教育行財政の識者研究者たちが「知恵」を出し合って教職員の待遇改善や、高校生たちへの教職員体験のイベントを打つなど、あの手この手で教職員を増やそうとしています。が、これは事態の悪化に拍車をかけるだけだと思う。撒かれたアメを舐めた後でどんなムチの雨が降ることやら…と。
「“先生”といわれるほどのバカでなし」という自戒と、その「バカ」の一員として、子どもたちの人生の分岐点に関わる恐怖、子どもたちが「自走力」を練磨し自立するのを見届ける悦びをこそ、若い人たちに伝えるべきではないか。「医師、魔術師、教師など、『師』の職業に就く者は、この世的な常識から超越すべきだ。自分の子と他人の子がおぼれていたら、他人の子を優先的に助けろ。その覚悟がないなら教師になどなるな!」という恩師の言葉が今も胸に刺さっています。そういう厳しい刃をこそ、若者たちに突きつけるべき。その方が、心に火が付く。
「働き方改革」として教職員の無駄な負担を削減し、心身の健康を守ることも大事。だがしかし最も重要なことは、教師とは神事に携わる者という畏怖と憧憬を感得させることではないか。
