「学修量日本一」の頂へのぼれ!!

「『学修量日本一』の頂へのぼれ!!」

 「私たちの練習量は世界一です!」2016年のリオデジャネイロ五輪で日本女子レスリングが金4個・銀1つ、計5個のメダルを獲得するという驚異的な成果を出し、彼女たち胸を張って異口同音に唱えていました。とても印象的でしたし他の競技でも日本人選手たちの共通項ではないでしょうか。外国人アスリートやスポーツ科学者たちは、日本の「ブカツ」を指して「無駄に練習のし過ぎ」とか「かえって体への負担が大きすぎてマイナスだ」といった酷評をしていたころでもありました。確かに一理あるとは思いますが、睡眠等の休息を十分に取りつつ、圧倒的な練習量を確保するのはやはり大事だと私も思います。大谷翔平選手や井上尚弥選手然り。これは学習についても言えます。
 かつては私自身「たくさんやればいいというものではない」という考え方でした。自分自身は子供の頃から何かに取り組むなら死に物狂いで質より量の練習をこなしましたがそれは不器用だから仕方がないのだと思っていました。「本来なら、量よりも質だろう」と。学習についても同様に思っていました。ところが、塾や予備校で生徒たちと一緒に勉強するようになってから、だんだんとその考えを改めるようになりました。もちろん、「良質」が伴えばそれに越したことはありませんが、やはり「量と結果は比例する」という現実を数えきれないほど見てきました。量をこなす生徒ほど「かえって空回りしてる気がする」と悩み、「かえって時間が足りない」を焦ったりしますが、そうやってあがきもがくことで、ある時点で急激な化学変化を起こすのです。卵とミルクを掻きまわしても一向に埒が明かないのにイラついたりしますが、惰性的にでも続けているとある瞬間から急激にクリームへと固化します。無駄のようでも継続することで力が生ずるのです。
 ダンデリオンの夏期講習24日間、中3は最大216コマ、他の学年は最大144コマ受講できます、既定の月謝のままで。これだけこなせば事実上世界一ではないかとも思いますが、念のため「日本一」のはずだと謳っています。1期生で170コマ記録する人が現れてからは、それがダンデリオンスタンダードとなり、過去最高記録は231コマ(1日10コマ体制時代)です。ダンデリッ子なら誰でも、「学修量日本一(ひょっとして世界一)」の頂に到達するチャンスがあります。
 アニメ「ハイキュー」の主題歌「ヒカリアレ」がまるでダンデリオン応援歌だ、と妹に言われて視聴し、納得しました。 「光あれ 一寸先の絶望へ 二寸先の 栄光を信じて 歪曲(まが)らず屈折(くっ)せず 理想を追い続ける その覚悟を 『光』と呼ぼう…」 ダンデリッ子の未来に、光あれ!