「毎度おなじみ、政権交換でございます。参議院議員選挙7月10日投開票になります。ご家庭でご不要になりました、古政党、古議員がございましたら、多少にかかわらず、お声がけ頂ければ、こちらで交換いたします。」SNSでたまたま選挙カーの動画を見て笑いこけました。
また、医療ミスで四肢麻痺・発話障害その他の重複障害を抱える天畠大輔氏の参議院選立候補予定記者会見も見ました。記者たち全員が思ったように、私も「これはだめじゃん」と思ってしまいました。身体が勝手に動いてしまうようで大口開けてよだれを垂らしながらへらーっとしている人物です。ですが、天畠氏が事前に用意した原稿が代読されるにつれてその場の空気が一変しました。もの凄く知性的・理性的な決意のコメント。しかもなんと、総合学術専攻「博士」であると!記者達も私も仰天してググってみると、出るわ出るわ、この人の経歴や業績が!その場の誰もが圧倒されてゆく光景は、まるで映画のクライマックスのようでした。
しらけ切った参議院選になるかと思いきや、かなりドラマチックな展開になりつつあるようです。選挙権のある皆さんはぜひ、投票しましょう。
予言なんてする人は当たった時だけ威張り散らして外れた時にはなかったような顔する愚か者ですが、愚かな私も一つだけ言わずにおれません。政府が進めている「憲法改正」の「緊急事態条項」が成立してしまったら、(60歳未満の)私たちと子供たちが徴兵対象になり得ます。男女平等に。しばらくは、「経済的徴兵」でしょうが。米軍で既に行われていますが、大学の学費その他の借金返済に苦しんでいる人は、「債務の減免もしくは免除」特典を目的として米軍に「志願」し兵役を果たしています。これが、「経済的徴兵」です。当然日本でも起こるでしょうし、もしかしたら一部で始まっているのかもしれません、報道されていないだけで。
本格的に徴兵制が復活した場合、政権担当者たち「上級国民」の子弟も「徴兵」される体を装うでしょうが、後方勤務等、安全地帯での「兵役」で、そのくせ「私の子供も命がけの使命を果たした!」などと大宣伝し、一般国民の犠牲的献身を強要するでしょう。
「公務員」である学校教師には多くの縛りがあるので、のびのびと思うようには政治や選挙の指導ができません。テレビや新聞も、選挙前にはあまり報道しません。なのでネット等で、各政党や候補者の動画などを見るとわかりやすいでしょう。子供たちを守るためです。