「お前はバカだ」と言われて「やったー、うれしい!」と思う人はあまりいませんよね。
普通は悲しいし怒りを覚えるでしょう。
でもそれを自分以外の他人にぶつけるのは平気、という現象が急増していて、脅威を覚えます。
テストの成績を強引に聞き出して
「お前バカだったんだ!」
「○○高校はバカだからそこへ行きな!」
「○○中学はバカだからその点数はやばいよ」
などなど。
これを問題視しても、
「軽い気持ちで言ってるだけなんだから深刻になる方がおかしい」
と、自分が言われた場合のことは想像できない様子です。
かつては他人をバカ呼ばわりすると、小学1年生でも
「人のこと『バカ』っていうひとが一番バカなんだよ」
とくぎを刺していたのに…。
いったい、何の力によってこのような人格が量産されているのでしょう。
「スマホや映像ゲームの中毒になると脳が変形する」
という研究成果(川島隆太『やってはいけない脳の習慣』など)も発表されていて、あながち極論とも思えません。
考えなくてもできる気になってしまうし、
動画で楽にイメージできるのでマンガも読めなくなり、
電磁波や色彩の刺激を受けた脳が睡眠障害を起こしたり、
素人考えでも好ましいとは思えません。
なにより国を挙げてスマホの普及に力を入れ、
すべての人の位置情報や思想情報などのパーソナルな情報各種を吸い上げられるようにし、
大きな権力によって国民を一元管理できるようにすると同時に、
多くの娯楽を配布して思考力を奪うという形になっています。
ジョージ・オーウェルの『1984年』に描かれたような、
国民を家畜の様に支配する図式が現実に進行していることに、
危機感を覚えずにはいられません。
いずれにしても、読書はおろか、マンガも読めないという状況は、
何としても打開しなければならないと思います。
授業前の素読、全力で取り組んでいます。
古典名文を、声を出して読み、文章の型やリズムをつかみ、深読みした現代語訳を味わってもらい、道徳的メッセージを投げて、それぞれに考えてもらっています(PDFにしてホームページにもアップしています)。
授業は、学習のセルフマネジメント(自己管理・運営)としての「学修」力向上を図り、宿題も自分で調節できるように仕向けます。
「学修塾ダンデリオン」の使命(ミッション)は、
どの生徒も独立したダンデリオン(たんぽぽ)となって、
どんな環境でも咲き、
飛び、
根を張り、
ゆるぎなく「成人」するよう、
サポートすることです!